五色塀
とある仕事で、活水女園の事を知る機会がありました。
活水女園の始まりは、エリザベス・ラッセル女史が創設した活水学院の一つで、1893年(今から122年も前なのね!)に、島原大地震の津波の被害を受けた熊本の沿岸に路頭に迷っていた女児達を引き受け、施設を作ったということでした。(かなり抜粋しましたが・・・詳しくは活水女園で検索を~)
その活水女園跡地に、今は建物はありませんが、特徴のある塀が現在は残されています。
塀というと、白い漆喰の塀に瓦がのった形をイメージしたりしますが、長崎の大村では、五色塀といって海石を漆喰で塗り固めた、大村藩独自の石塀つくりがあるようです。
島原には、島原城、原城とあり、武家屋敷も残っており、塀はこのような石を塗り込まれたものではなく石積みが野積み式で石の形を残して積み上げられています。
これも、島原独自のように思います。
長崎と一言でくくれず、歴史と風土が違うので、色々な発見があると楽しいですね。
観光は勉強していくと、楽しいですよね。
参考までに、長崎県のまちづくり景観資産 リンク見てみると面白いですよ。
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/machidukuri/toshikeikaku-kokudoriyo/keikan/38484.html